福島キッズキャンプ@朱鞠内・多度志

2012年 7月22日~30日

 去る7月22日~30日、福島県南相馬市の子どもたちと親子、30人が北海道、幌加内町朱鞠内と深川市多度志を訪れ、キッズキャンプの夏を過ごしました。

 

 東京電力福島第一原発事故以来、福島県と周辺の県に住む人々は放射能被害に苦しんでいます。とりわけ、子どもたちは日常的に高い空間放射線量に曝され、汚染の疑いのある食物に苦しみ、屋外であたりまえにのびのびと遊ぶことができなくなりました。

 そこで、この夏休み期間を利用して、南相馬市のNPO「こどものつばさ」を窓口に子どもたちを募り、北海道の大自然の中でお互いが協力し触れ合いながら楽しんでいただくプログラムを準備しました。

 子どもたちは、そばの産地幌加内のそば打ち体験や、多度志でのカヌー体験、小川での化石とり。屋外プール、ホームステイ、旭山動物園などの観光を踏まえたプログラムを体験しました。

 キャンプの終わりには子どもたちはすっかり日焼けして、白い歯を輝かせながら北海道で知り合った同世代の子どもたちともともだちになっていました。

 

 この貴重な出会いの場を、私たちはこれからも創り続けていきます。

 

実施概要

◎日程: 2012年722日(日)~7月30日(月)

     89日(船内2泊)

◎募集対象: 親子(福島の児童とその引率者)

      定員数 30名(大人10名、子ども20名)

◎場所: ・NPO法人朱鞠内湖ワールドセンター

      ふれあいの家「まどか」

     ・たどしこぶしの会 一乗寺

 

◎主催:キッズキャンプ@朱鞠内・多度志実行委員会

  (NPO法人シュマリナイ湖ワールドセンター

   NPO法人JIPPO

   たどしこぶしの会

    真宗支援ネット・オンコのかけはし)